晴海から有楽町・東京を巡回しているバス「晴海ライナー」に乗ってみた

(アイキャッチ画像は晴海ライナー公式サイトから引用)

注意:この取材をしたのは3月下旬でしたが、現在のところコロナウィルス感染防止のために4月25日から5月10日まで運休するようです。晴海ライナー公式サイトで運行状況をご確認ください。

勝どきや晴海にBRT(バス高速輸送システム)が運行されるということで話題になっていますよね。では、晴海地区は今は何も輸送手段はないのか?というとそんなことはなく、「晴海ライナー」というバスがすでに運行されています。

晴海ライナーとは?

晴海と東京のオフィス街(有楽町、東京駅、日本橋)を結ぶバスです。通常の路線バスとは違い、停止する停留所が少なく、晴海と都心を短時間で結びます。路線図は以下のとおり。

(画像は晴海ライナー公式サイトから引用

BRT計画と重複するようにも思えますが、BRTのほうは湾岸地区の奥の方まで停留所があるため有明や豊洲を通った後に晴海に来た時点で座席満席となっている可能性があります(以下の停留所画像を参照)ということで、晴海ライナーは名前の通り(勝どきや豊洲有明などには浮気せず)晴海地区の住民のための路線という違いがあります。がんばれ晴海ライナー。

東京都「都心と臨海地域とを結ぶ東京BRTについて」のサイトより引用

運賃は?

運賃は現金、IC払いともに1回210円となっています。都バスと同じですね。

(画像は晴海ライナー公式サイトから引用

乗ってみましょう!

晴海トリトンスクエアの前にあるCLTパークの前の停留所「晴海三丁目」から乗ってみます。

個の停留所は巡回バスの停留所と併設になっています。

時刻表はこちら。あまり本数は多くないですね・・。
東銀座と有楽町は必ず停まりますが、東京駅と日本橋は停まらない便があるのでご注意ください。

運賃については先ほど説明しましたが、晴海ライナーは支払いにSuicaとPASMOが使えます。それだけではなくて、モバイルSuicaも使えます。さらにいうと、モバイルSuicaも含め、料金支払い機で現金によるチャージができます。これはとても重要な意味を持ちます。

なぜかというと、料金支払い機で現金を入れるとお釣りがでません!!なので現金でちょうど210円を持っていない場合で、1000円札を支払い機に入れると、なんと790円損してしまいます。
交通系ICカードのSuicaなどであればいいのですが、その残高がない場合はどうするか、、なんとこの料金支払い機に現金1000円を入れてSuicaにチャージ、そしてSuicaで払う、ということができます(実際に私はそれでやりました。モバイルSuicaでもできました。危なかった)

ということで、ちょうど210円の現金か、SuicaなどのICカードを用意してバスを待ちましょう。やってきました。

残念ながら期待していた水素で走るタイプのバスではなかったですが、乗り込みます。中はこんな感じです。

一度乗るとあまり停留所がないのでどんどん進んでいきます。降りるタイミングを忘れそうになります。

黎明橋を渡り・・

勝どき橋を渡り・・

築地を通り過ぎ・・

やっと一つ目の停留所、東銀座駅に着きました。歌舞伎座の道路挟んで反対側あたりに停留所があります。

次の停留所は有楽町駅前です。ビックカメラの前の道路挟んで反対側のあたりに停留所があります。

「東京駅八重洲北口」の停留所に着きました。ここで降ります。早いですね、晴海三丁目から20分くらいで着きました。電車で乗り継ぐと非常に面倒なルートですが、晴海ライナーならあっという間ですね。

さようなら晴海ライナー。

では今度は晴海に帰ります。さきほど降りた「東京駅八重洲北口」から再度乗ってみます。巡回しているバスなので、また同じ停留所で乗ります。道路挟んで反対側はヤマダ電機があります。

今回は誰も乗っていませんでした。

「日本橋高島屋」の停留所をスルーし、ずっと乗っていると、、着きました、晴海トリトンスクエア。敷地の外の道路ではなくて、建物の中に停留所があるため、どんどん中に入っていきます。

1階の駐車場へバスは向かいます。

バスを降ります。晴海トリトンスクエアのグランドロビー前で降ろされます。

グランドロビーはこんな感じでベンチがたくさんあります。

ロビーにはこんな模型も置いてありました。

ということで、晴海ライナーの乗車レポートをお送りしました。BRTが本格運用になっても変わらず運行を続けてくれることを祈ります。

それでは皆様のツイートをご紹介します。

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