投稿日 2022年6月25日 | 最終更新 2023年4月24日
教皇ノースライム@noooooooorth本日の最高裁判決。補足意見が強烈。
2022/06/24 17:56:26
「実名報道がなされることにより犯罪者やその家族が受けるであろう精神的ないしは経済的苦しみを想像することに快楽を見出す人の存在を指摘せねばならない。人間には他人の不幸に嗜虐的快楽を覚える心性がある… https://t.co/FQoPou2gaA
(わが国には、古来「隣りの不幸は蜜の味」と嘯くことを許容するサプカルチャーが存在していると説く社会科学者もいる。)、実名報道がインターネット上で拡散しやすいとすれば、その背景にはこのような人間の心性が少なからぬ役割を果たしているように思われる」
— 教皇ノースライム (@noooooooorth) June 24, 2022
「犯罪に対する制裁は国家が独占的に行うというのが我が国憲法秩序の下での基本原則であるから、実名報道の制裁的機能が生み出す効用を是認するとしても、その行使はあくまで司法権の発動によってなされる法律上の制裁に対して付加的な限度においてのみ許容されるべきものであろう。
— 教皇ノースライム (@noooooooorth) June 24, 2022
したがって、本事件のように、刑の執行が完了し、刑の言渡しの効力もなくなっている状況下において、実名報道の制裁的機能がもたらす効用をプライバシー侵害の可否をはかるうえでの比較衡量の対象となる社会的利益として評価する余地は全くないか、あるとしても僅少である。」
— 教皇ノースライム (@noooooooorth) June 24, 2022
オランダでは容疑者の実名は報道しないと聞く。推定無罪の原則を踏まえれば当然の帰結だが、日本はそこまでいけるだろうか…
— めづさ 🍶 酒を愛づるクラゲ 酒蔵と居酒屋巡り (@medusake) June 24, 2022
被害者はどうなるの……………? https://t.co/0eQrch9MWe
— 文月 譲葉@小説家になろう (@420053yuzuriha) June 25, 2022
と、最高裁判事自ら、実名報道され、晒され続ける判例を、刻み込みました♭
— 松尾 勝仁 (@tereyanamaimai) June 25, 2022
と、被害者の保護に興味もなければ何もしないけど、判示を全く理解せず、人を叩いて幸福を得たい残念な心性を満足させるために正義感を持ち出し私刑を存続させようとするのであった。
— かのぴ (@kegaldivfed) June 25, 2022
最高裁がこういうところまで言及するのですね。国の刑罰より私刑のがダメージ大きかったりすると思う。 https://t.co/UAkvsNZaNF
— いしころ (@ishikorosansan) June 25, 2022
恐ろしい事実を公表しているような・・・
— 加藤和成@食品卸 (@kazunarikatou75) June 25, 2022
まぁそうなんだが肯定されるとちょっともにょるな https://t.co/lyzJ8IuoVM
「加害者よりまず被害者の人権を守れ」というツッコミが多数発生していて、その意見自体は最もなんだが、加害者の人権を踏みにじると被害者の人権が回復されるシステムがあるわけでもないので、だいぶ的外れな気がする。 https://t.co/MPm8DLiXhL
— 光る!鳴る!DX 困惑のオタク (@knk7_mystia) June 25, 2022
!? https://t.co/8hv59XsvGw pic.twitter.com/VtECeREKnZ
— Mochonma (@Mochonma) June 25, 2022
加害者についてここまで考えられているのに、なぜ被害者は実名報道が許されるのでしょうか。しかも報道でプライバシーも晒されて話のネタにされる始末。 https://t.co/ovHo0fynEE
— Takamaru Hiroshi@ブラック企業被害をゼロに (@TakamaruHiroshi) June 25, 2022
「裁判による刑の重さ=(罪の重さ - 社会的制裁)」
— グレイ (@Baroque384) June 25, 2022
という式が成り立つから、社会的制裁の分を減算せずに
「裁判による刑の重さ = 罪の重さ」
でそのまま量刑して刑の執行まで終わってしまったケースでは、後から社会的制裁を加えてはいかん、という話か https://t.co/gEAqajaEx7
引用で被害者の人権はとか被害者遺族は守らんクセに加害者は~とかリプ付いてるけど、これ元々の事件は逮捕から結審まで8年経過して刑も済んでる、風呂場の更衣室忍び込み事件だぞ。重大事件で被害者のトラウマが癒えて無かったりする場合は別よって補足意見でちゃんと触れてるし。 https://t.co/ZqrJI9EJuZ
— Śtz (@STZ_HuEgdw) June 25, 2022
Twitterで私刑する権利はお前らのものではないと最高裁が申しております。まあそりゃそうだ https://t.co/dn32OKlU0L
— 独身オタク (@himajin_pri) June 25, 2022
刑の執行が終わった加害者に追加制裁が私刑で行われるのは法的比較較量で不当という結論はいいとして、被害者は守られる法的利益が無いから除外だったり、対象が性犯罪の前科者だったりすると反発する人も出てきそう。 https://t.co/E9dbepUUo5
— マグライト1号 (@Zodiacos12) June 24, 2022
芥川龍之介「世論は常に私刑である。私刑は常に娯楽である。」
— 植田恭介/弁護士/中小企業診断士 (@Ky0sukeueda) June 25, 2022
最高裁「娯楽は常に、プライバシー侵害に優越しない」 https://t.co/hRdaXrolA0