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「VIVANT」第7話で視聴者全員が「わからん!わからん!終わるな!」となってしまう(いい意味で)

投稿日 2023年8月27日 | 最終更新 2023年8月27日

日曜劇場 VIVANT(上) (扶桑社文庫)

鶏軍の一鶴とは

鶏軍の一鶴とは、多くの凡人の中に、一人だけ抜きん出てすぐれた人がまじっていることのたとえです12。鶏の群れに一羽だけ鶴がまじっているという意からきています。例えば、「彼は学生時代から飛び抜けて優秀で、スポーツも万能であり、人徳もあった。まさに鶏軍の一鶴である」などと使います。

この言葉は、中国の『世説新語』にある話から来ています。三世紀の西晋王朝の時代に、嵆紹という人物が、鶏の群れに一羽だけ鶴がいるように、凡人の中に優れた人がいるということを言ったのです。この話が、後にことわざとして使われるようになりました。

眼光紙背に徹すとは

眼光紙背に徹すとは、書物に書いてあることを、表面だけでなく真意まで理解することのたとえです。目の光が紙の裏側まで見通すほど読解力が鋭いということです。例えば、「彼は古典文学に詳しく、眼光紙背に徹して論文を書いた」などと使います。

この言葉は、江戸時代末期の儒学者、塩谷宕陰の文章から生まれたとされています。彼は、安井仲平という才能ある人物の読解力を、「書を読むに眼は紙背に透る」と称賛したのです。この一節が、後にことわざとして定着したと考えられます。

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