当ブログでもお伝えしていた、MaaSの実証実験「モビリティパス」ですが、本日1月16日にサービス開始されました。
「モビリティパス」で無料のシャトルバスが、勝どき⇒晴海トリトン⇒豊洲⇒お台場・有明のルートで運行されます(2/21までの実験期間のみ)
(私がアプリから書き起こした東京臨海シャトルの時刻表もご活用ください↓)
その取り組みの中でも注目されている無料シャトルバス「東京臨海シャトル」に実際に乗ってみました。その方法ですが、
1・モビリティパスをスマホにインストール(ユーザ登録は不要)
2・アプリを起動
3・通常のナビアプリと同じように出発地と目的地を選択、もしくは入力し、候補から選択
4・経路が出るので、そこで*シャトルバスを経路が出れば*それを選択
5・予約を行い、予約番号を取得
6・予約時に設定された、指定の場所、時間にてシャトルバスを道路で待つ
7・シャトルバスが来たら運転手さんに予約番号を見せる
8・乗る
9・降車地点になったら車が止まるので、降りる
という流れになります。
シャトルバス以外にも バスや電車、もしくはドコモバイクシェアによる乗り換え、乗り継ぎの案内が出ます(おそらくこのプロジェクトに参加しているナビタイムさんがこのアプリの経路案内を作っていると思います)。
シャトルバスを使わなければただの乗り換え案内アプリを使うだけになるので、ぜひシャトルバスを含む経路を出したいのですが、これがなかなか難しい。特に夜のシャトル便が見つけられないのです。(これについては後述します。)
使いかたなどの話に戻ります。ここで画面右側の虫眼鏡アイコンをタップ、目的地を入力します。そして必要であれば出発地も変更します。通常の乗り換えナビゲーションアプリと同じですね。
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候補の一番下に、ついに出ました!東京臨海シャトル!このシャトルを使った経路は今までは出なかったんですよね。
早速予約してみます。ひとつのアプリで複数人分の予約ができるようです。ユーザ登録は不要です。
![](https://harumi.land/wp-content/uploads/2020/01/1E43D8B5-F2B3-4AEC-9049-45D816339CC3-473x1024.png)
![](https://harumi.land/wp-content/uploads/2020/01/F8DC669D-0E07-42E2-80D1-D5E08CD4F81D-473x1024.png)
![](https://harumi.land/wp-content/uploads/2020/01/40054F12-34D5-4C11-85AD-E7E0200C1E32-473x1024.png)
すると数字やアルファベットなどで構成された、予約番号と呼ばれるものがもらえます。乗車時にこれを運転手さんに見せます。今回の乗車場所は勝どきビュータワー前となっています。ということで勝どきビュータワー前に来ました。ここで待ちます。バス停や停車位置の看板などもなく、道路の普通の場所です。本当に来るのか不安になります。
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![](https://harumi.land/wp-content/uploads/2020/01/206B7539-9D7B-4996-BAB7-FE7390BA3469.jpeg)
本当にシャトルが来ました。
![](https://harumi.land/wp-content/uploads/2020/01/4B000626-A4ED-47C3-BF5B-D30F39224C29.jpeg)
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感じのいい男性運転手さんが対応してくれました。予約番号を見せます(目視での確認でした)無事乗れました。出発地点なので私が一番乗りでした。お客は私一人だけでした。ここから勝どきから東京ビッグサイトまで乗り換えなしです。車内は8人席、プラス運転席と助手席です。助手席は普通のお客さんは乗れるのかは不明です。
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![](https://harumi.land/wp-content/uploads/2020/01/5F82220F-C9CC-4F35-B126-8889017AD2BF-1024x1024.jpeg)
勝どきビュータワーの向かいのサンスクエアも勝どきエリアの乗り場になっているようで、
![](https://harumi.land/wp-content/uploads/2020/01/31F90E42-3CC7-4B2A-A53F-4DBAA1A458A8.jpeg)
迂回してサンスクエア前で別のお客様を乗せていました(どんどん人が乗ってきます・・と言いたいところですが、私以外のお客は東京ビッグサイトまでに2人、しかも勝どきサンスクエア前で乗ったお客さんだけでした。)アプリ上で設定した出発地点に応じて、乗り場は自動的に変わるようです。なので同じ勝どきエリアでもビュータワー前かサンスクエア前か変わるのでご注意ください。
晴海トリトンの前を通ります。誰も乗ってきませんね。
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豊洲駅前です。勝どきから直接晴海や豊洲に移動というのは楽ですね。次回また利用したいです。シャトルは駅前のデイリーストア、シエルタワー前、ドコモレンタルサイクルのポート前に止まりました。誰も乗ってきませんね。
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新豊洲駅前です。駅の真下のエレベーター付近に止まります。また誰も乗ってこない。予約があったのかどうかもわからないですが、出発予定時刻まで停車するルールのようです。
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市場前駅です。駅のエレベーター下に停車するも、誰も乗らず。
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有明駅、国際展示場前です。バスロータリーに止まりますが、誰も乗らず。
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ついに目的地の東京ビッグサイトに着きました。
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ビッグサイトの建物の下にある、タクシー・バス乗り場まで入って行きます。
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到着しました。最後にアンケートお願いします、と小さなカードを運転手さんから渡されました。
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シャトルバスだと、ビッグサイトのすぐ下につくので楽ですね。
感想
勝どきから乗り換えなしでお台場方面に行けるというのは確かに便利ですが、便数が少ない、時刻表が公開されていない、8人しか乗れないという問題があります。もし使えたら使いたいとは思いますけれども、交通インフラとしては便数や輸送量を考えると、使いやすいとは言えないです。
今回も本当は夜の時間帯に乗ろうと思ったのですが、アプリでその時間を検索してもシャトルバスが出てこないんですよね。運行していないのか、もしくは予約で埋まっているのか、、時刻表がないので判定できません。また、検索結果にドコモバイクシェアばかり出てくるのですが、除外設定はできないのでしょうか、、。私も愛用していますが、最近は自転車がポートに一台も無くて乗れないことも多く、さらに自転車ががあった場合でもバッテリー残量が0%だったり、タイヤがパンクしていたりということが本当に多く、交通手段として確実性が低すぎます(バッテリー切れやパンクは現地に行かないとわからないため、有料で予約して、ロック解除後にそれに気づいた場合は目も当てられません。)
時刻表作ってみました
いろいろと改善をしていただければ嬉しいのですが、無料の実験ということなので、あまり贅沢は言っちゃいけませんよね。