2020年10月12日にENEOSの「東京晴海水素ステーション」が晴海四丁目にオープンしました

以前から工事が進んでいた、ENEOSの水素ステーションですが、10月12日にオープンとなりました。

水素ステーションとは?

水素ステーションとは、水素を利用して走る車両へ水素を供給する、ガソリンステーションの水素版の施設ということになります。今回オープンしたこの施設では、燃料電池自動車(FCV)および燃料電池バス(FCバス)に水素を供給するとのことです。

燃料電池自動車とは

燃料電池自動車とは、水素を燃料として、車内で発電、バッテリーに電気を貯め、その電気でモーターを動かして走る自動車とのこと。燃料充填時間はガソリンと同等ですが、排出されるのは水のみなので環境にやさしいというのが特徴です。

オープンした水素ステーション

写真はオープン前の様子なので、実際にステーションを利用する車両はまだいませんでした。

BRTとオリンピック大会車両で使われます

現在プレ運行中のバス「東京BRT」ですが、トヨタのFCバス「SORA」が使われています(BRTの車両は2種類あり、連節はいすずのディーゼル車のエルガ、単節がトヨタの水素バスSORAです)。BRTの車両もこのステーションを使用するようです。また、オリンピック期間中の大会用車両にも水素バスが使われ、このステーションを利用する予定のようです。

ENEOSのプレスリリースより引用

このステーションはHARUMI FLAGエリアに移転の予定

オープンしたばかりのステーションですが、オリンピック後の2022年にはHARUMI FLAGへの移転が予定されています。

ENEOSのプレスリリースより引用

移転後は、車両への燃料供給という役割に加え、HARUMI FLAGエリアでの燃料電池へのパイプラインによる燃料供給を行う機能をもったステーションになるようです。

ENEOSのプレスリリースより引用
ENEOSのプレスリリースより引用

ENEOSの水素ステーション

ENEOSでは全国に水素ステーションを展開しているようです。すでに43ヵ所の水素ステーションを展開しており、今回の晴海のステーションが44か所目、日本国内の水素ステーションのおよそ4割を占めているとのこと。水素ステーション、どんどん増えているのですね。以下の紹介動画がありますのでご参考ください。

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ステーションの基本情報

店名:東京晴海水素ステーション (株)ENEOS水素サプライ&サービス
住所:東京都中央区晴海4-7-25
営業時間:9:30-17:00
(但し、9:30~11:00はバス専用充填時間帯)
webサイト:https://eneos-ss.com/search/ss/pc/detail.php?SCODE=995118

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