「晴海ふ頭」の閉鎖の意外な理由と現地レポート

2019年の年末のある日、晴海ふ頭、晴海客船ターミナルに行ってまいりましたのでご報告です。

晴海客船ターミナル 公式サイト
http://www.tptc.co.jp/terminal/guide/harumi

晴海ふ頭というのは、晴海地区の西端地域にある港湾施設で、大規模な客船などがここに入り、乗船したり船から降りたりする施設です。(ちなみに漢字では「埠頭」と書くのですが、この「埠」という字は常用漢字ではないことから、ひらがなになった「ふ頭」の方の表記も多いです。このブログでもひらがなのほうで進めさせていただきます)

晴海ふ頭へはどうやって行くのか

晴海の最西端ということで、本当に陸の孤島というのにふさわしい場所でした。電車で行くとしても最寄り駅が勝どき駅となり、徒歩で30分くらいはかかるのではないでしょうか?そのためもし行くとしたら乗用車で行くか、都営バスで行くか、という感じでしょうか。私はドコモバイクシェアを使って行きました(晴海ふ頭にはドコモバイクシェアのポートがないのでご注意ください)

建設中の晴海FLAGを通り抜け、どんどん奥に進んでいくと、海が見えてきます。

結構大きな施設です。

晴海ふ頭は人がいない

行く前からネットの記事なので予習していたので、わかってはいたのですが、人がいません。大きな建物があり、かなりの観光客をさばけるように広い空間が用意されていて、地方の空港ビルくらいの規模の設備だと思うのですが、人がまばらです。


人はいるのですが、東京湾がきれいに見えて人が少ない、というところから、何かモデルらしき人とカメラマンが撮影会を行っていたり、テレビドラマか映画のスタッフと思われる人たちが機材をもって撮影をしていたりと、ふ頭そのものを利用しにきたのではないと思われる人が多かったです。また、純粋に東京湾が見える観光地としてここに来ているひとたちもいました。今風にWi-Fiサービスも提供されています。

レストランも昔は運営されていたようですが、今は閉店していました。 外国人観光客を歓迎するポスターや横断幕もありました。それにしても、何も起きていない謎空間・・。

6Fまでエレベータで上がります。展望台に行くにはそこから階段を使います。この階段なのですが、四角い施設の周りをぐるぐる回転しながら上がるという不思議な構造になっています。途中、寄港している船が見えます。海の向こうは竹芝か、浜松町でしょうか?

展望台に上がると、景色よりなによりものすごい海風に圧倒されます。また、転落事故が起きないように、柵が2重、3重にしっかりとあり、写真を撮るのに少し邪魔でした。展望台には誰もいませんでした・・。

展望台の下には写真があり、この景色のどの建物が何かわかるようになっていましたが、すでに建物が増えてあまり参考にならないです。写真の中にある建設中の大きなビルは勝どきTOKYO TOWERSのツインタワーと思われます。今現在はすでにそれは完成し、隣に勝どきザタワーや晴海FLAGのビルもたくさんできていますね。

晴海ふ頭の隣にある、都立晴海ふ頭公園です。現在整備中ですね。

大きな船が係留されていました。客船ではない船でしょうか。

まだ入港はあるようなのですが、晴海ふ頭は客船としてはもう使われていないのでしょうか?
昨年2019年は26回大型船が晴海ふ頭に入港していますが、今年の2020年以降の予定は・・2020年の3月22日の”CRYSTAL SYMPHONY”号の入港予定以降、まったく予定がありません。

東京港客船入港予定(公式サイトより)
https://www.kouwan.metro.tokyo.lg.jp/kanko/cruise/nyukou2018.html

しかもすでに閉鎖が決定されているということのようです。どういうことなのでしょうか?

晴海ふ頭の閉鎖の理由は意外なアレだった

1991年5月晴海客船ターミナルは供用開始され、現在のターミナルの建物は平成3年(1991年)に建てられました(建物が非常に豪華なものとなっているのはバブル期に計画、建設されたためだったのでしょうか?)それから約30年ですが、意外な理由でこのターミナルが使えなくなります。それはレインボーブリッジです。 1987年に同橋が建設された当時は「大型客船も通れるように」と橋桁の高さを52mで設定していました。しかしその後、大型客船の大型化が進み、この橋げたの高さでは通れない船が続出、そのためレインボーブリッジの外側に新しい客船ターミナルが作られることになりました。というわけで「東京国際クルーズターミナル」という施設がお台場に新たに建設されました。

東京国際クルーズターミナル公式サイト
https://www.tokyo-international-cruise-terminal.jp/

「東京国際クルーズターミナル」完成予想図 公式サイトより引用

2020年7月からの大型客船はこの新ターミナルに行くようになり、晴海ふ頭はお役御免となる予定です。この新しいふ頭は、鉄道ではモノレールのゆりかもめ線「 東京国際クルーズターミナル 」駅(旧「船の科学館」駅が名称変更となります)が使え、また新幹線駅である品川や羽田空港にも近く(東京湾の地下の道路を通ればすぐですね)、晴海から比べると格段にアクセスが良くなります。

晴海客船ターミナルの今後

東京湾の素晴らしい風景が楽しめる晴海ふ頭はトリップアドバイザーなどでも紹介され、恋人たちのデートスポットとしても愛されています。下の写真は晴海ふ頭のシンボル的なオブジェ「風媒銀乱(ふうばいぎんらん)」です。晴海ふ頭と言えばこのオブジェなので、私も撮ってみましたが、皆さんみたいにキレイな写真は撮れませんでした。この下のツイート紹介コーナーで皆様の写真をお楽しみください。

今後、取り壊されてしまうのでしょうか?晴海FLAGが完成したあとの子供たちの遊び場としてはもってこいの施設なのですがもったいない。調べてみたところ、閉鎖時期、取り壊し時期などはまだ未定なようです。違う用途での活用されると個人的にはうれしいのですが。

それでは皆様のツイートのご紹介です。

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