2022年7月解体予定か?「晴海ふ頭ターミナル」の跡地にできる意外なものとは?2021年10月の現状を現地レポート

追記 2021/12/28: 晴海ふ頭ターミナルの営業終了日が2022年2月20日に決定しました。詳しくはこちらを参照ください↓

追記 2021/12/27: 中央区の区会議員である青木かのさんのブログを受けて、解体予定についての記述を修正させていただきました。

前回2019年の年末に晴海ふ頭、晴海客船ターミナルに行ってレポートした記事をお送りしました。その後オリンピック開催のための閉鎖期間を経て、2021年10月にやっと晴海ふ頭に入れるようになりました。この施設ですが残念ながら、今のところですがどうやら2022年7月ごろに解体予定だそうです。
ということでまた現地に行ってまいりました。前回の記事はこちら↓

晴海客船ターミナル 公式サイト
http://www.tptc.co.jp/terminal/guide/harumi

晴海ふ頭というのは、晴海地区の西端地域にある港湾施設で、大規模な客船などがここに入り、乗船したり船から降りたりする施設です。(ちなみに漢字では「埠頭」と書くのですが、この「埠」という字は常用漢字ではないことから、ひらがなになった「ふ頭」の方の表記も多いです。このブログでもひらがなのほうで進めさせていただきます)

晴海ふ頭へはどうやって行くのか

晴海の最西端ということで、本当に陸の孤島というのにふさわしい場所でした。電車で行くとしても最寄り駅が勝どき駅となり、徒歩で30分くらいはかかるのではないでしょうか?そのためもし行くとしたら乗用車で行くか、都営バスで行くか、という感じでしょうか。私はドコモバイクシェアを使って行きました(晴海ふ頭にはドコモバイクシェアのポートがないのでご注意ください)

晴海ふ頭は2021年も人がいない

相変わらず晴海埠頭には人がいません。客船の寄港予定がもうないので当たり前なのかも知れませんが、人がいません。前回は風景や何かしらの動画撮影をしているひとがいたのですが、開放再開されたことがまだあまり知られていないせいか、そういう人もいませんでした。その代わりに晴海フラッグを見に来た人がついでに見に来たのかな?と思われる家族連れの方々が来ている感じでした。

何も変わらない・・

こちらが全体図になります。今回は1階入り口から入って、2階のメインラウンジから海を見て、その後にエレベータに乗って展望台へ向かい、最後は1階の臨港広場へ行きました。

1階の入口から入るとこんな感じできれいな照明で迎えてくれます。

違いと言えば、2年前にはなかった消毒液とマスク着用の看板くらいです。

2階ラウンジ

階段で2階にあがります。あれ?ここには椅子などがあってくつろげるこの写真のようなスペースが有ったはずですが・・。

2019年12月撮影

すっかり撤去されてしまいました・・新型コロナ感染防止のためとは思いますが、寂しいですね・・。

2階の展示物などはしっかり残っておりました。

前回もそうでしたが、2階のこのスペースはガラガラでした。客船が寄港していたころはここに人がいっぱいたんだろうな、、と思います。

2階のテラス

テラスに出てみました。

風が気持ちいい空間です。

パノラマで写真を撮ってみました。

海の向こうに左手は有明お台場が見えますね。レインボーブリッジも見えます。

正面は豊洲市場が見えます。

2階から1階のロビーが見渡せます。歓迎の横断幕が見えますね。

それでは屋上に向かいます。

6階から晴海埠頭公園を見る

エレベータ降りたところから、まだ開放されていない晴海ふ頭公園が見えます。こちらは2022年10月に開放予定となっています。

工事は完全に終わっているように見えるのですが・・今すぐに開放してほしいですね・・・。

6階から晴海フラッグを見る

ちなみに晴海フラッグも見えました。

豊洲大橋です。

新豊洲のあたらしいビルが見えますね。

展望台へ

6階から先は、展望台まで階段で登ることになります。

この階段なのですが、四角い施設の周りをぐるぐる回転しながら上がるという不思議な構造になっています。

展望台に上がると、景色よりなによりものすごい海風に圧倒されます。また、転落事故が起きないように、柵が2重、3重にしっかりとあり、写真を撮るのに少し邪魔でした。展望台には誰もいませんでした・・。

とにかく風が強かったです。

1階の臨港広場

1階の海が見える広場へ行きます。途中のレストランは随分前から閉業中です。

この開放感、素晴らしいですよね。

この空間、なくなってほしくないですね・・。

晴海ふ頭の跡地にできるのは意外な「アレ」だった

晴海埠頭公園の跡地にできるのは、なんと、また客船ターミナルだそうです。なんのこっちゃ?という感じですが、お台場に新しくできた大型客船用のターミナルを補完する位置づけで、今よりも規模の小さい客船ターミナルをここに作るそうです。意外かつ、何で?と疑問が残りますね。

青木議員が言及されているとおり、解体の理由は「維持費がかかりすぎる」とのこと。だとしても解体後何年かわからないですが暫定的な利用のための施設を新たに作るのは妥当なのか・・?
(青木議員がいろいろと我々に発信していただいており、助かります)

ちなみに大型客船の寄港については、お台場に完成したあたらしい客船ターミナルで対応することになっております。

東京国際クルーズターミナル公式サイト
https://www.tokyo-international-cruise-terminal.jp/

「東京国際クルーズターミナル」完成予想図 公式サイトより引用

晴海客船ターミナルの今後

青木議員のブログ、ツイートによると、2022年の7月ごろには解体工事が開始される見込みとなっています。その後は暫定ターミナルの建設が始まると思うので、数年はこのエリアは入場できないと思います。
現在の晴海埠頭ターミナルに入ることができる時間は限られていますので、最後の思い出に一度遊びに行ってみてください!(冬は風が吹いててとっても寒いのでご注意を!)

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