投稿日 2022年8月8日 | 最終更新 2023年4月24日
久保凜太朗 | 海外オープンイノベーション@kuboaround30ルンバがアマゾンに買収されましたね。パナソニックはルンバが出る前に同様の製品を試作していたものの、役員から「床にロウソクが立っていて、それを倒したらどうするんだ」と言う考えにくいリスクを指摘されて断念したのは有名な話。イノベーションを阻む壁は社内にありがちと言う参考事例。
2022/08/06 12:03:00
ルンバって社名なんですか…?
— ソンティエン (@matsuder) August 7, 2022Panasonicでルンバ類似機を出そうとしたら社内で火のついたロウソク置いていて倒れたらどうすんだ? と役員怒った話の真偽はさておき、消費者庁でも「根拠無し、効果無し」と断じられた次亜塩素酸で空間除菌すると宣う空気清浄機を今でも販売しているので、そういう会社に落ちぶれたと思っております。
— 77号 (@sword77k) August 6, 2022
PL法どころの話じゃなくなりますからねw
— YO岳〜揺揺球〜 (@yohdake) August 7, 2022
ルンバの発売が、2002年。
それ以前、とのことなので、2000年で役員が50歳として。
彼が30代だった80年代にはロウソクの燭台を床置きしてる家は田舎では普通にあったし、90年代でも年越とかお盆だったらまだあった
そんなに突拍子もない話でもないんですよね
あるあるですね。私も10年以上前、入退室を顔認証で行う提案を潰された経験あり。理由は時期早尚。?
— poohsun(ALLY) (@TWTRhappy1107) August 6, 2022
新しいことはリスクとってもやらんと。そもそも顔認証研究のリスクで会社が潰れるほど小さな会社じゃないんですけどね。
事実ならさっさとパナソニックに見切りをつけてシリコンバレーに行って起業していたらルンバになれたかもしれないのに。起業家も投資家もいない総サラリーマン社会の日本にありがちな参考事例。
— 吉川まりえ (@myoshika) August 6, 2022
日本でルンバが生まれなかったのは、技術はあったのに上司が「床に蝋燭があって、倒して火事になったらどうするんだ」って止めたからみたいな話見たけど、
— こりゃあかん (@pieeennu) August 7, 2022
違うでしょ。
アメリカだったらそこで独立して起業してルンバ作るんだよ。
言われてやめたからルンバが生まれなかったんでしょ。そこでしょ。
後になってそのおじが後輩を強引に飲みに誘って、
— こりゃあかん (@pieeennu) August 7, 2022
永遠に「俺はルンバ作れたはずなんだ凄いだろ」ってトークして老害になる未来も見えてる。
会社の所為、上司の所為にして、挑戦しなかった自分を慰めてる人生って素敵ですわね。
そんな老害がいたら、
— こりゃあかん (@pieeennu) August 7, 2022
「へー!デカいチャンスあったのに逃しちゃったなんて、マジで無能っすね!」
とか温かい言葉をかけてあげてください。
そこで初めて、武勇伝じゃなくて恥ずべきエピソードなんだって自覚する筈です。
若い人は知らないかもしれないけど、日本にルンバが最初に登場した時、東芝もロボット掃除機を出してました。しかも壁に当たって曲がるルンバに対してセンサーで曲がってくれる。ただ値段が高すぎて売れなかったんだと思う。
— zzogizz (@zzokizz) August 7, 2022
本田技研工業「日本の飛行機行政クソだからアメリカで新規事業やろうぜ」
— 65022a03 (@KawaT65022a03) August 7, 2022
が正しかったことを、意味のわからんドローン規制で証明した国土交通省もだな。
左はナショナルの試作ロボット掃除機。2002年発売のmonoマガジンより pic.twitter.com/9XIQnuHE2c
— gx-one (@wave892) August 13, 2016
当時、松下電器に居た者としては、ロボット掃除機の開発が中止になったのは「製造ラインと利益の確保が困難」という判断で、決して「床の火が付いた蝋燭を倒したらどうする?」というあり得ない難癖が原因ではなかったと記憶してます。(仏壇に当たって蝋燭を倒したら?という議論はあったようですが)
— ソノヤマ・タカスケ (@T_SONOYAMA) August 7, 2022
他にも赤ん坊に当たって怪我をさせたら?等も議論されたように聞き覚えていますが、センサーやAIが今ほど発達していなかった時代だからこそ、目先のイノベーションよりも日常生活における家電品の安全性を優先させたのは、今でも誇るべき経営方針ではなかったかと思います。
— ソノヤマ・タカスケ (@T_SONOYAMA) August 7, 2022
まあ、一社員(しかも担当部署外)の伝聞に過ぎないので、話半分程度に御笑覧頂ければと。
— ソノヤマ・タカスケ (@T_SONOYAMA) August 7, 2022
あと、古巣の会社を擁護したいとかそんなんじゃなくて、部外者が伝聞を面白おかしく切り貼りした話題に多くのひとがしたり顔で反応するのが何だかなあ、って思うだけです。
— ソノヤマ・タカスケ (@T_SONOYAMA) August 7, 2022
そういう意味で、僕のこのお話も元社員とはいえ「部外者の伝聞」に過ぎないので、くれぐれもご注意くださいませね♪
ケチをつけた者のせいで頓挫した(禁止になった、ダメになった等)と、日本は色んな問題を人の狭量のせいにする傾向が強いし、好きなんだろうな。
— パウダー(旧・ニュースチェック) (@3psDeY2xaoRwj9O) August 7, 2022
実際の理由は得てして全く違うものであることが多い。 https://t.co/MfEVJoDCFG
俺も、他社の研究者から、懇談の時に同じ話を
— ぶんぷく茶 (@ChikChikiBan1) August 7, 2022
聞いたと。
一昔前は、わりと、家電の研究者同士の交流があって、秘や特許以外で想定可能な範疇の出来事程度は、明け透けに情報交換してたな。
特に失敗談はよくネタとしてオフレコと言いおいてから。 https://t.co/TVI4W54Kov
ルンバみたいなのを
— しらすドラ子 ( `ω´ っ)3 (@negi_nukide) August 7, 2022
パナが売っても
多分最初に飛びつく
『海外のものが好きなだけ』
の人らには響かないから
広がらなかったかもな。
外車乗ってる人らな。