2020年10月1日に東京BRTが運行を開始しました。運行を開始したといっても停留所が4つのみの「プレ運行」でのスターとなりました。ネットではBRTに関するレポートがたくさんあり、出遅れた感じもありますが、レポートいたします。
停留所
プレ運行の停留所は以下の4つになります。
本運行になった場合は以下のようになります(2022年以降ですが、HARUMI-FLAGにも選手村ルートということでバスが運行されます。)
10月3日に乗車してみました
運行開始から2日目、最初の土曜日の朝に「勝どきBRT」停留所から乗車してみました。
勝どきBRTからの乗車
新島橋の西側、5丁目・6丁目の間あたりの勝どきザタワーの前です。住民の方はかなり便利ですね。
このように新島橋を豊海方面に渡ったとこと、勝どき五丁目の勝どきザタワーの目の前に停留所があります。環状2号線沿いの道の位置に停留所を置いただけなんでしょうけど、このポジショニング、結果的にはとてもいいですよね。勝どき五丁目、六丁目、豊海の皆さんおめでとうございます!。
道路を挟んでザ東京タワーズがあります。
停留所はこちら。屋根などはありません。いつかつけてくれないかな・・。
新島橋を渡ってバスは来るはずなので待ちます。まだかな・・。
きました!連節バスです!
バスが停車して、ドアが開きました。土曜日だからか、親子連れの方もいらっしゃいました。お子さんも大喜び。
乗車時に運賃を払います。大人220円となっています。SUICA、PASMOも使えます。
中はこんな感じです。前の車両の一番後ろに乗りました。後ろの車両だと普通のバスよりも横揺れみたいなものを感じるというお話ありましたが、今回乗った前の車両だと、普通のバスと全く同じ乗り心地です。快適。
こちらが連節部のジャバラです。
下はこんな感じです。電車の連結部より大きい印象です。交差点など、急角度のカーブを曲がるためでしょうか?
上部のモニタにはいろいろなメッセージが流れております。
あっという間に築地大橋を超えます。築地の跡地が見えます。
築地を抜けて汐留エリアに入ります。
新橋に到着です。BRTで行くとほぼ直線移動なので本当に近いです。停留所に到着した際、前の車両も後ろの車両もどちらの車両も降車用のドアはも開きます。
新橋の停留所
到着地はこちら!ゆりかもめの新橋駅のほぼ真下です。JR新橋駅と汐留駅の間ですね。都営浅草線や大江戸線汐留駅は本当にすぐ近く。銀座線の新橋駅はちょと距離があります。日テレと資生堂に行く人はドンピシャの位置です。
シティセンターはちょっと歩いて信号を渡るか、エレベータで上にある巨大歩道橋に上がればすぐです。電通や四季劇場に行く方も同様です。バスを降りて目の前にある空中デッキを渡れば東京汐留ビルディングです(このビルは現在ソフトバンク本社がありますが、もうすぐ同社は一部を残してこのビルから移転の予定)
新橋の西側のSL広場に行くにはちょっと歩きます。がんばればここから15分歩けば銀座です!
新橋の停留所はこんな感じです。屋根とベンチがあるのがうれしいですね(勝どきBRTにもつけていただきたい)
新橋停留所は虎ノ門方面(上り)も晴海BRTターミナル方面(下り)も同じ場所からの乗降となります。以下の写真の手前の部分が晴海方面の停留所、後ろの部分が虎ノ門方面の停留所になります。
晴海方面の乗り場はこちらです。
晴海BRTターミナルからの乗車
晴海BRTターミナルのバス停があるエリアに行くためには、晴海通りという大通りに面したところから入るのですが、プレ運行中だからなのか、入口付近にはほとんど案内がありません。BRTを知らない人はここから東京BRTのバスが出発しているというのはわからないと思います。
小さな張り紙があるだけです。
場所はこちら、晴海トリトンスクエアから南へ道路を渡ったあたりです。緑色の金網のところに入り口があります。
入口からの風景はこんな感じです。知らない人が見たら、大きな駐車場でもあるのかな?という雰囲気。
中に入ると自動車走行の練習をする場所(?)のような空間があります。
その反対側にも大きな空き地が・・いつかここもタワーマンションが建つのでしょうか?
ぽつんとバス停がありました。土曜日だったのでいろんな人が朝から見に来ていました。
ちなみに裏口があり、すぐ目の前はパークタワー晴海やティアロレジデンス、クロノレジデンスがあります。住民の方はBRTの停留所が目の前にできて、とても便利になりますね。
しばらく待っていると、、、来ました連節車です。
いろんな人が記念撮影をしていました。
結構お客さんいましたね。
この車両は見送ります。いってらっしゃい!
次に来た単車両のバスに乗ります。
単車両だと普通のバスです。ただ、最新のバスなので乗り心地は非常にいいです。
シートの後ろにこんなプレートが貼ってありました。
浜離宮を横目にしながらバスは進みます。
新橋の停留所を経由して虎ノ門に向かいます。
虎ノ門ヒルズが見えてきました。
虎ノ門ヒルズの駐車場へバスは向かいます。
誘導されて、一階の駐車場へ入ります。
(晴海ライナーも終点が晴海トリトンスクエアの1階駐車場でこんな感じでしたね・・)
虎ノ門ヒルズの停留所
虎ノ門ヒルズ直結のバスターミナルです。
皆さん写真撮っていました。
虎ノ門ヒルズは日比谷線の「虎ノ門ヒルズ駅」直結です。銀座線の虎ノ門にも歩いて行けます。
虎ノ門駅とヒルズ駅の中間地点という感じでしょうか。BRTからの地下鉄乗り換えで割引があればいいのにと思いますが、なかなか難しいですかね。
時刻表
晴海BRTターミナル
<新橋・虎ノ門方面>
・平日の始発:6:00(新橋止まり)、6:14(虎ノ門行き、連節)
・平日の朝の出勤時間帯の7時と8時は1時間に6本
・平日の夕方18、19時時は6本
・晴海BRT出発の最終は平日土日ともに22:19
勝どきBRT
<新橋・虎ノ門方面>
・平日の始発:6:08(新橋止まり)、6:22(虎ノ門行き、連節)
・平日の朝の出勤時間帯の7時と8時は1時間に6本
・平日の夕方18時は7本
・勝どきBRT出発の最終は平日土日ともに22:27
新橋
<勝どき・晴海方面>
・平日・平日の始発:6:24
・平日の夕方18時から19時まで1時間に6本
・平日土日ともに最終便は22:40(ちょっと早い)
虎ノ門ヒルズ
<勝どき・晴海方面>
・平日の始発:6:50
・平日の夕方116時から19時まで1時間に3本(少ない)
・平日の最終は22:15(早い)
運賃
運賃は220円(現金・IC同額、小児半額)BRT専用1日乗車券500 円(PASMO、Suica のみ対応、小児半額)。BRT専用定期券(PASMO、Suica のみ対応)も9月24日より発売とのこと。
まとめ
・虎ノ門発は便数がすくなく、終電が早いので注意
・新橋はJR新橋駅よりも汐留駅、都営線新橋駅の近く
・新橋発も、終電が早い
・連節バスは1時間に一本くらいしかない(残念)