いままで分断されていた、隅田川テラスの勝どきと月島の間の部分についに橋がかかり、ついにつながりましたので見てきました。
場所
勝どきと月島を分ける川である月島川ですが、隅田川に合流する場所に水門があります。これが「月島川水門」というのですが、この部分に橋がかかり、隅田川テラスがついにつながりました。
勝鬨橋から行ってみました
勝鬨橋の勝どき川のふもとから新しくできた橋に歩いて行ってみました。
ここから右を見ると・・おお、すでに見えているあれが今回完成した部分ですね。
デニーズの前を通って・・。
通路を通って一度階段で降ります。ここ、皆さん指摘されている通り、勝どき側はスロープがありません!
一度階段で降りた後に、スロープが始まります・・なぜ・・。
後ろを振り向くと勝鬨橋があります。
今回完成した橋は、写真の右側に見えるスロープと、写真奥に見える階段どちらでも行けます。
スロープを歩きます。結構長いです・・。
月島川の水門が見えてきました。
月島川の水門の前あたりが今回完成した橋の一番高いところになります。
パノラマ写真を撮るとこんな感じ(余計わかりにくいですね)
先ほどの勝どき側はスロープがないことについて看板で説明があります。もう少しわかりやすく表現したほうがいいと思いますが・・。
月島方面はこんな感じ。佃まで続く隅田川テラスです。
振り返ると勝鬨橋です。
月島側のスロープはどこ?
以前ご紹介した月島三丁目児童遊園とつながるスロープから地上に上がることができます(スロープで上がってこの公園に上がるのですが、この公園も高台にあり、道路に降りるにはエレベータを使うことになります。
場所はこちらになります。車いすやベビーカーで気軽に、という感じではないですね。
片方にしかスロープがない理由(個人的な推測)
なぜ片方にしかスロープを付けないのか?やろうと思えばできるのではないか?とも思うのですが、もしスロープを両方につけてしまうと、自転車(さらに言うとバイク、スケボー、スケートボード)などがこの隅田川テラスをものすごいスピードで通過する道路になってしまうからではないでしょうか?
ここは信号も交差点もないため、月島から勝どき方面(その先の築地・銀座方面)への最短道路となってしまいます。もし自転車利用が可能であれば、通勤・通学時間帯にはものすごいスピードで走る自転車での利用者が発生し、市民の憩いの場どころか、非常に危険な道路になると予想されたため、あえて不便な設計にしているのではないか?と個人的には推測しております。
(同様に個人的推測ですが、以前記事に書いたように築地大橋についても、橋の両側に歩道があるのですが、その歩道の片方だけ勝どき側にスロープがあり、もうひとつは自転車では通行が難しい階段と、エレベータしか用意されていないという問題があります。これは、道路設計時に、歩道のうち片方は自転車用、もう一方は自転車が通れない歩道、というように分けて使うことで事故やトラブルを防止しようとしているのでは?とも思います)