月島三丁目南地区の50階建てタワマン、月島三丁目北地区の58階建てタワマンを投稿しましたが、豊海町にも、56階建てのタワマン2棟を含む開発計画があります。完成が令和9年(2027年)となっており、月島のタワマン2計画と同じ時期に完成予定となっているようです。
2021/6/12 追記:三井不動産レジデンシャルのプレスリリース『「豊海地区第一種市街地再開発事業」
権利変換計画認可のお知らせ』によると、タワーマンションの竣工は2027年となりました。それにともない記事内の記述も修正しております。
2020/6/29 追記:東京都の発表によりますと、令和2年6月30日付で豊海地区市街地再開発組合の設立が認可される見込みです。認可されると何が変わるの?というところですが、「組合設立認可により法人格を得て、市街地再開発事業の施行者となり、事業に着手する」段階へ進めるようです。この認可の告知時に都から公開された図面もこの記事に追加いたしました。また、完成年も2025年から2026年と変更になっておりましたので、記事のタイトル、記述も修正させてただきました。
2020/6/24 追記: 昨日6/23に記事公開した時点では、この完成年を2027年としておりました。大変失礼いたしました、訂正させていただきます)
再開発の対象地域
東京都の再開発のWebサイトのPDFファイルに豊海の計画も掲載されております。計画の対象地域は以下のようになっております。
Google mapsで対象エリアを作図してみました。下の地図の青いところが今回の事業エリアです(手動で作成しております。境界線などは公式な資料のほうが正しいです)
ちなみに、対象区域はほぼ豊海町内ですが、区域の1/4くらい、東側の一部が勝どき6丁目となっています。住所は勝どき、豊海どちらになるんでしょうか。
再開発事業の概要
日刊建設工業新聞による報道や都による発表によると以下のようになっております。
事業名 | 豊海地区第一種市街地再開発事業 |
施行者 | 豊海地区市街地再開発組合 |
所在地 | 東京都中央区勝どき6丁目、豊海町 |
最寄り駅 | 都営大江戸線勝どき駅 |
面積 | 約2.0ha |
東棟 | 地下1階56階建て延べ11万1000平方メートル |
西棟 | 地下1階地上56階建て延べ11万平方メートル |
主な用途 | 住宅(約2,077 戸※2021/06/12に前回記載の2,150戸から修正)、 商業、公益施設、駐車場等 |
その他敷地設備 | タワーパーキングや立体駐車場、広場(?) |
参加組合員 (2021/06/12追記) | 三井不動産レジデンシャル株式会社、東急不動産株式会社、東京建物株式会社、 野村不動産株式会社、三菱地所レジデンス株式会社、清水建設株式会社 |
事業協力者 | 未定 |
特定業務代行者 (2021/06/12追記) | 清水建設株式会社 |
再開発事業のスケジュール
三井不動産レジデンシャルのプレスリリース『「豊海地区第一種市街地再開発事業」
権利変換計画認可のお知らせ』によると、以下のようになっております。2027年には竣工(建物が完成し、引き渡しできる状態)になるようです。当初の計画の2025年竣工予定から、2年ほど遅くなっていますね。
■これまでの経緯と今後のスケジュール
2013 年 7 月:豊海地区再開発準備組合設立
2017 年 8 月:都市計画決定告示
2020 年 6 月:再開発組合設立認可
2021 年 5 月:権利変換計画認可
2021 年 9 月:解体工事着工(予定)
2023 年 1 月:新築工事着工(予定)
2027 年 :建物竣工(予定)
再開発後のイメージ図
完成予定図はこちらです。画像の手前の海の部分は月島ふ頭ですね。
周辺図です。敷地の南側には小学校、そして豊海運動公園があります。この公園が目の前というのはいいですね。船着き場とかもできないですかね。。
2020/6/29 図を追加:都から公開された断面図です。居住棟の途中まで機械式駐車場が存在していますね。。駐輪場、駐車場のスペースが目立ちます。勝どき駅の地下駐輪場が使えれば、豊海から駅までの距離も苦にならないかもしれませんね。
2020/6/29 図を追加:上から見た図です。前にあったものより歩道や広場の敷地の範囲が詳細になっています。
この計画の敷地内には津湘苑がありますね。
目の前は月島ふ頭です。見晴らし抜群ですね。